レッスンにライブに日本酒と突っ走った一年間でしたが、ついに休め!というサインが点灯し、年明け早々の検査が待ち構えています。何と言っても健康一番です。大晦日の蓮田から見えた富士山は最高でした。皆様もご自愛されて、どうぞ良いお年をお迎え下さい。一年間どうもありがとうございました。
- 2016/12/31(土) 18:33:13|
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今日は浅草寺そばのアミューズミュージアムへ山本 大さん主催の「津軽三味線&津軽民謡珍品シアターを鑑賞に!
日曜日とあって多くの観光客で賑わっていた。
第一部は、大さんが三味線を弾きながら登場!弁士の語りを聞きながら、ラッパ蓄音機やホーン蓄音機等を駆使して、次から次へと貴重な音源の数々が披露されました。
二部は法螺貝を吹きながらの登場!
津軽三味線の神様と言われた白川軍八郎の初のソロ演奏、髙橋竹山に大きな影響を与えた梅田豊月の伴奏で唄う津軽家スワ子のよされ節、髙橋竹山が本名の定蔵の頃に伴奏した成田雲竹女の旧じょんから節、五十嵐清栄の伴奏で唄う山内たつ、木田林松栄と福士政勝の六段ユニゾンで唄うじょんから節、原田栄二郎、長谷川栄八郎、栄八郎の母で、川山千鳥の小原節、三味線伴奏で唄う成田雲竹のホーハイ節等々、最後は大さんが素晴らしい即興演奏を披露するなど盛り沢山の内容でしたが、一枚毎に針を交換し、ゼンマイを一生懸命に巻く大さん、そしてレコード盤も鉄針も身を削りながら命がけで音を紡ぎ出しているところには感動しました。
また当時はマイクも無くて、演奏者も唄い手も皆ラッパに向かってレコーディングした訳で、今のようにデジタル編集でエフェクトを掛けたりも出来なかったのです。それでもあの素晴らしい演奏と唄なのですから、芸人たちが生活のために、いかに切磋琢磨していたかが窺い知れます。
お客様の中には四代目・長谷川栄八郎先生もおられるなど、かなりのマニアらしき方も見受けられました。大さんはこのような貴重な音源資料を300枚以上も所属されているようですから、残りの音源もまだまだ聴いてみたく、再演を望むところです。
- 2016/12/11(日) 23:18:04|
- 三味線回顧録
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