今日は三味線仲間の山本大さんのライブを鑑賞に浅草アミューズメントミュージアムまで。日曜日の浅草は、世界中からの観光客で大にぎわいだった。山本大さんは、SPレコードに登場するような往年の津軽三味線弾きや民謡歌手に造詣が深く、とても興味深いライブを繰り広げて活躍している奏者なのだ。今回も緩めに張った皮の低音三味線で、哀愁のある門付け時代の旧じょんから節を表現したり、80年前の蓄音機を登場させて、梅田豊月の伴奏で唄う津軽家すわ子の「津軽おはら節」を聴かせてくれた。いつも中央アジアから珍しい楽器の奏者をゲストに招いてコラボレーションも披露してくれるが、今回もまた珍しいキルギス共和国から、コムズという三弦楽器と口琴の奏者(ウメトバエア・カリマンさん)との素晴らしいコラボレーションを披露してくれた。それも2時間前に会ったばかりだというのに、息の合った即興演奏に会場は大喝采であった。そして最後は観客も一緒にラッセーラ!の掛け声でネブタを演奏、大いに盛り上がった。大さんの津軽三味線にかける熱い思いがビンビンと伝わってくる素晴らしいライブでした。益々のご活躍を期待したい!
- 2016/03/27(日) 19:01:49|
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豊月、スワ子のそれは『津軽民謡たねいた祭り』に収録されているのでは?
- 2016/03/30(水) 14:19:27 |
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- にっしゃん #UOqi7OJs
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